適材適所は難しい
栄一カエル
適材適所は一筋縄ではいかぬ
社長・雇い主
例のポストには誰が向いているかなぁ・・・
彼を今の仕事で終わらすのは勿体ないなぁ・・・
どいつもこいつも帯に短したすきに長しだなぁ・・・
彼を今の仕事で終わらすのは勿体ないなぁ・・・
どいつもこいつも帯に短したすきに長しだなぁ・・・
たくらみの潜む適材適所
自分の権力拡大によく使う手
自分の子分の中から良い人材を適所に送り込んで、
一歩一歩、一段一段、じわじわと自分の勢力をうえつけ、
少しずつ自分の権力の基盤を踏み固めていく。
栄一カエル
政界や財界では、自分たちの派閥拡大によく使われる手段だね。
しかし、こんなことは私の学ぶとことではない!!!
適材適所の観点では、あの徳川家康公とも自分は目的が違う。
しかし、こんなことは私の学ぶとことではない!!!
適材適所の観点では、あの徳川家康公とも自分は目的が違う。
渋沢の信念
わたし渋沢は、渋沢の心をもって、自分と一緒にやっていく人物に相対する
適材が適所で働き、
その結果として、何らかの成績をあげることは、
その人が国家社会に貢献する本当の道である。
それこそがわたし渋沢が国家社会に貢献する道ともなるのである。
栄一カエル
謀略(ぼうりゃく)に巻き込んでその人に汚点をつけない。
秘蔵っ子(ひぞうっこ)として、自分の手元から出さないような罪な行いは決してしない。
その人が活動する天地は、自由なものでなければならない。
人は平等であり、しかもその平等はケジメや礼儀、ゆずり合いがなければならない。
秘蔵っ子(ひぞうっこ)として、自分の手元から出さないような罪な行いは決してしない。
その人が活動する天地は、自由なものでなければならない。
人は平等であり、しかもその平等はケジメや礼儀、ゆずり合いがなければならない。
小学生でも分かる『論語と算盤(ろんごとそろばん)』次のお話
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