第4章 「よく集めて、よく使おう」現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第4章 仁義と富貴 その5】 お母さんにおこづかいを上げてもらいたいな~。 ぜんぜん足りないんだ~。 ぼくも今月はお手伝いをやってないからおこづかいがたりないな~。 栄一カエル 2人とも、 お金はよく集めて、よく使うのが基本だ ということを知っていますか? ぼく、お金大好き。なんでも買えるもん。 ぼくもお金は大好きだし、おもしろいと思ったよ。 こな...
第4章 「金銭に罪はない」現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第4章 仁義と富貴 その4】 図1:「罪悪」(クリックで拡大します) 栄一カエル かつてある新聞に、アリストテレスの言葉として、 「すべての商売は罪悪なのだ」 という意味の一文が引かれていました。 これはどういうことでしょうか。 わたしなりに考えてみました。 図2:「ほしい!」(クリックで拡大します) 栄一カエル まず、人には弱点、欠点があります。...
第4章 「貧しさを防ぐために真っ先に必要なもの」現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第4章 仁義と富貴 その3】 図1:企業イメージをよくするためのポスターその1(クリックで拡大します) これは大きな会社の企業イメージを良くするための 社会貢献事業みたいだね。 これもそうかな? 図2:企業イメージをよくするためのポスターその2(クリックで拡大します) (法人名は架空のものです) 栄一カエル 今では当たり前になっている 企業の社会貢...
第4章 「『経済活動』と『富と地位』を、孔子はどう考えていたか」現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第4章 仁義と富貴 その2】 栄一カエル 孔子の教えを信じている学者さんたちが、 なんと! 孔子の教えを思い違いしていました。 思い違い?! えっ、どういうこと? 栄一カエル 話を続けます。 なかでも、「富と地位」と「経済活動」については、 まったくの思い違いをしていました。 「江戸時代のえらい学者さん」イメージ図 道徳や思いやりの政治と 商売をし...
第4章 「本当に正しく経済活動を行う方法」現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第4章 仁義と富貴 その1】 栄一カエル みんなが大いに働いて世の中に物がたくさん行き渡っています。 もし、このみんなが自分のもうけのことしか考えず、「他はどうなってもいいや」と考えているとしたらどうなるでしょう。 「他はどうなってもいいや」のイメージ図 お金もうけを目的に働くとはけしからん。 社会のためになる道徳こそ大事にすべきだ!! 社長や社員...